注文住宅を安くする方法がある？コストダウン方法を解説！

「注文住宅を考えているけれど、できるだけ価格を抑えて建てたい」
「価格を抑えつつ、希望の住まいを実現したい」
このように考えている方は多いはず。
そこで本記事では理想の住まいを叶えつつ、安くする方法を解説します。
この記事をご覧になっていただくと、理想の住まいをより安く実現するコツがわかっていただけます。

□注文住宅を安くする方法を解説します！

注文住宅を安くするには、いくつかの方法があります。
ここではおすすめの方法を順番に解説していきます。

まずは希望の優先順位をつけることです。
「取り入れたい設備が多すぎて予算オーバーしてしまう」
このように悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

そんな時は、希望に優先順位をつけましょう。
マイホームへの理想が高く、希望を詰め込みすぎてしまう方が多いです。
確かに家づくりは人生の一大イベントですから、そうなってしまうのも仕方がないでしょう。

しかし、あれもこれもと希望を詰め込んでいると簡単に予算オーバーしてしまうのも事実です。

・人に見せない部分には安い資材を利用する
・一番満足するところにだけお金をかける
・必要だと思っているものが本当に必要なのかを考える

このように、家族と話し合いながら本当に必要な設備だけに絞り込んでいくと理想の住まいに近づけつつ、予算を抑えられます。

次は延床面積を少なくすることです。
延床面積とは、建物全ての階の面積を合計したものです。
延床面積が大きいほど建築費用は高くなります。

床面積が増えるほどその面積分の材料費や施工費が必要になるからです。
土地があるからといって、必要以上に大きな建物を建てる必要はありません。
延床面積は広くしすぎず、必要な面積にするのがおすすめです。

次は家の形状をシンプルにすることです。
家の形をシンプルにするだけでコストダウンにつながります。
形が複雑だと、外壁や屋根など様々な箇所で材料費や工事費がプラスで必要です。
ただ、正方形や長方形だとシンプルすぎて魅力を感じないという方もいるはず。
予算と相談しつつ、理想のマイホームの形状を探していきましょう。

次は水回りをまとめることです。
水回りをまとめると、必要な配管を最小限を抑えられ、それにかかるコストを削減できます。
キッチンやトイレ、お風呂をまとめておけば、効率的な家事を実現できます。

次は設備やグレードを検討することです。
住宅設備や建材にこだわりすぎると、簡単に予算オーバーしてしまいます。
ご自身にとって不要な設備、オプションを削るだけで数十万円単位で節約できることもあります。

全てをグレードダウンする必要は全くありませんが、こだわる部分はグレードを上げ、こだわりのない部分は安いものにすると、費用のバランスが取れるでしょう。

最後は太陽光発電の導入を検討することです。
「太陽光発電を導入したら、逆にコストが高くなってしまうのではないか」
このように疑問に思われる方は多いかもしれません。

確かに初期費用は高くなる傾向がありますが、将来的に電気代を削減できると考えれば、長期的にはコストを抑えられる可能性が高いです。
初期費用としては100万円から250万円ほどが必要になりますが、初期費用だけでなくトータルコストという観点からも考えていきましょう。

□コストダウンする際の注意点を解説！

コストダウンをする際に気をつけていただきたいのが、削るべきでない設備を削ってしまうことです。
予算オーバーしてるからといってむやみに削らないほうが良い設備もあります。
そこでここではコスト削減しない方が良い設備をご紹介します。

＊断熱材

室内の温度を一定に保つには、断熱材が必須です。
安い断熱材を使用すると、冬は寒く、夏は暑くなってしまうでしょう。
断熱材をカットすることで電気代が上がり、結果的に支出が多くなってしまうので注意してくださいね。

＊耐震装置

地震が頻発する日本で、耐震に関わる機能をコスト削減するのは危険です。
家族の暮らし、命を守るためにも地震対策を怠らないようにしましょう。
耐震性の高さによっては地震保険の割引制度を受けられる可能性がありますよ。

＊外構工事

駐車場や庭のような外構は外から一番よく見える場所ですので、住まいの印象に直結します。
また、コストダウンのために門や堀を作らないと、防犯上の心配が出てきてしまいます。
このように見た目やセキュリティの側面から外構工事の費用を削減しない方が良いでしょう。

＊水回りの工事

先ほど、コスト削減のために水回りをまとめることをご紹介しました。
しかし、水回り事態の設備をグレードダウンすることはおすすめできません。
生活の質を上昇させるのに必要な設備ですので、最高のグレードでないにしても低すぎないようにしましょう。

□まとめ

家づくりにおけるコストダウンの方法を解説しました。
一生に一度のマイホームだからといろんな設備を取り入れていると簡単に予算オーバーしてしまいます。
設備に優先順位をつけて、こだわりたいところをしっかりグレードの高い設備にしてくださいね。