土地なしの状態から注文住宅を建てる際の流れを解説します！

注文住宅を建てる場合、持っている土地がなければ土地探しからスタートする必要があります。
土地なしの状態から家づくりを始める場合、建物の予算だけでなく土地の予算についても考えなければなりません。

また、土地がない状態からどのようにして家づくりが進むのか疑問に思っている方は多いでしょう。
そこで本記事では、土地なしの場合の家づくりの進め方や注意点について解説します。

□家づくりの進め方を解説！

家づくりの大まかな進め方は以下の通りです。

・予算を立てて理想の住まいをイメージする
・土地探しをする
・間取りの提案を受ける
・住宅ローンの審査を受ける
・建築会社と契約を結ぶ
・住宅ローンの本審査を行う
・土地の引き渡し後、着工
・住まいの引き渡し

1.予算を立てて理想の住まいをイメージする

家づくりの予算を立てる際は、自己資金だけでなく住宅ローンも考えましょう。
貯蓄や親からの支援などで、ローン以外でどのくらいの資金を準備できるのかをシミュレーションします。
住宅ローンを組んで借り入れることが多いと思いますが、無理のない範囲に設定するようにしてください。

予算を設定したら、建てたい家の間取りや外観など、理想像を固めましょう。
家族同士がコミュニケーションを取りやすいかどうか、収納は十分かどうかなど、重視する内容に適した間取りを考えることが大切です。

2.土地探しをする

予算を立てて理想の住まいがイメージできたら、土地探しを始めます。
まずは大まかな地域から決めて、その後条件に合わせてエリアを絞っていきましょう。
インターネットでも土地を探せますし、不動産会社や建築会社に依頼して探してもらうことも可能です。

3.間取りの提案を受ける

土地や依頼する建築会社が決まったら、その土地で実現可能な間取りを提案してもらいましょう。
希望の間取りが決まっていても、土地の広さや形状によっては建てられない可能性がありますので注意してください。

4.住宅ローンの審査を受ける

土地と住宅の両方でローンを利用する場合、土地を購入する前に事前審査が必要です。
間取りのプランや見積もりを金融機関に提出して審査してもらう方法が一般的です。
なお、提出するプランは仮でも問題ありません。

5.建築会社と契約を結ぶ

ローンの事前審査を申請できたら、土地を決定します。
希望する住まいの建築が可能であれば、土地の売主に買付証明書を提出します。
契約を結ぶ前にはしっかり証明書に目を通しておいてくださいね。
売買契約を結んだら、土地代金の5%から10%の手付金を支払います。
仲介手数料や印紙代なども必要ですので、あらかじめ準備しておいてくださいね。

その後、依頼する建築会社と打ち合わせをして詳細なプランを決めていきましょう。
打ち合わせの回数は人によって異なりますが、おおよそ5回から8回ほどが目安です。

6.住宅ローンの本審査を行う

工事請負契約を結んで、建築確認の申請をしたら、住宅ローンの本審査を行います。
本審査では、土地の売買契約書や工事請負契約書、建築確認済証を提出します。

7.土地の引き渡し後、着工

住宅ローンや自己資金を使って土地の代金を支払ったら、土地が引き渡されます。
その後地鎮祭を行い、着工です。

8.住まいの引き渡し

工事が完了して住まいが完成したら、建築会社の担当者と立ち合いのもと仕上がりをチェックしましょう。
引き渡し前に、汚れや傷などを細かく見ておきましょう。

□土地なしの状態から家づくりを始める際の注意点を解説します！

土地なしの状態から注文住宅を完成させる際に注意していただきたいポイントがあります。

まずは希望条件の優先順位を立ててから探し始めることです。
先に希望順位を決めて、妥協できるポイントを整理しておきましょう。
駅近が良いのか、それとも遠くてもバスを使って近くの駅にアクセスするのかなどです。

あなたが希望している条件を満たした土地はなかなか見つかりません。
悩んでいるとそのほかの好条件な土地もどんどん売れていってしまいますので、早めに決断するようにしましょう。

次は追加工事が必要かどうかを見極めることです。
土地によっては追加工事が必要になるケースがあります。
予算以外の費用が追加でかかってくるので、契約前に担当者に追加工事が必要かどうかをチェックしておきましょう。

具体的には、ブロック塀の補強が必要か、インフラ設備は整っているかどうかなどです。
地盤改良工事が必要になる場合は100万円から200万円もの費用がかかってしまいます。
また、土地付近の道路が狭くトラックがなかなか入ってこれない場合は、通常の金額よりも高くなる可能性があるので注意してください。

□まとめ

家づくりの進め方について解説しました。
住宅ローンの申請など複雑な手続きもありますので、家づくりを始める前に一通り流れを把握しておくとスムーズに進められます。
今回ご紹介した注意点も参考にして、理想の住まいを実現してくださいね。
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家を建てる際に知っておいた方が良いことが満載です。
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