お役立ちコラム

家づくりの予算の立て方は?費用の内訳もご紹介します!

「注文住宅を考えているけれど、予算の決め方がわからない」
「自分の収入ではどのくらいの住宅ローンが適切なのか知りたい」
このようなお悩みをお持ちの方は多いでしょう。
そこで本記事では注文住宅の予算を決めるステップを解説します。
費用の内訳や予算オーバーに対する対処法も解説しますので、ぜひご覧ください。

□家づくりにおける予算を決める3つのステップを解説します!

注文住宅の予算を決める3つのステップは以下の通りです。

・自己資金をいくら出せるのか確認する
・住宅ローンの借入可能額と月々の返済額を計算してみる
・土地代や建築工事費用のバランスを見る

それぞれのステップを詳しくみていきましょう。

1.自己資金をいくら出せるのか確認する

最初に、家を建てるための自己資金をどれくらい出せるのかを確認してください。
自己資金は主に、住宅ローンの頭金や、住宅ローンの実行前に必要な費用の支払いに使います。

・手元にある貯金
・親からの援助(生前贈与)
・現在住んでいる家の売却金

上記の視点から自己資金にできる金額を計算しましょう。
ここで注意していただきたいのが、将来の万が一の時のために貯蓄を別で確保しておくことです。
貯金を全て家づくりに充てるのは賢明ではありません。

病気や災害のときのための費用、子どもの教育費、介護費用など、緊急時のために貯蓄は確保しておきましょう。

2.住宅ローンの借入可能額と月々の返済額を計算してみる

自己資金をどれくらい出せるかが計算できたら、次に住宅ローンをどのくらい借りられるのかをチェックしましょう。
また、月々の返済額はどれくらいなら余裕を持てるかについて考えることも大切です。
返済に無理が生じない住宅ローンの年間返済額は、一般的に年収の25パーセントまでだと言われています。

3.土地代や建築工事費用のバランスを見る

最後に、土地代と建築工事費用のバランスを確認しましょう。
土地購入と建築工事にかかる費用は、それぞれ大体4対6から3対7の割合で考えると良いです。
多くの方の失敗例として、土地にお金をかけすぎて、理想の家づくりが実現できないことが挙げられます。
予算を立てる段階で、2つのバランスを決めておきましょう。

□費用の内訳はどうなる?

次に、注文住宅を建築するのに必要な予算の内訳を解説します。

まずは土地購入費です。
先ほども申しましたが、大体注文住宅にかかる費用の30から40パーセントほどを占めます。
土地を既に所有している場合は、その分の予算を他に回せるので、より設備の良い住宅を実現できるでしょう。

ただ、地盤が弱い地域だと、購入費用の他に土地の改良費用が必要になります。
土地の値段が相場よりも安い時などは、その理由を十分にチェックしてから購入するようにしてくださいね。
土地の値段が安くても、設備費用や改良費用によって高額になるケースがあります。

次は建物本体工事費用です。
総費用から土地購入費用を差し引いたおよそ70パーセントを占めることも珍しくありません。

基礎工事や外装、外壁工事などがこれに含まれます。
また、有名な建築士に設計を依頼すると、別で設計費用やデザイン費用がプラスされるのでぜひ知っておいてくださいね。

次は付帯工事費用です。
付帯工事とは、建物本体以外にかかる工事費用のことです。
総予算の10から15パーセントを占めることが多いです。

外構工事や土地の設備費、駐車場の工事などがこれにあたります。
付帯工事費用は一部を除いて調整が効きやすいので、予算がオーバーしてしまいそうな時はここを節約するのがおすすめです。

最後は諸費用です。
諸費用には、住宅を購入する際にかかる税金や手数料、暮らしに必要な家具や家電の購入費などが含まれます。

□予算オーバーしてしまったらどうする?

ここまで費用の内訳について解説してきましたが、予算オーバーしてしまうことも十分に考えられます。
実際、注文住宅は人生の中でも一大イベントですから、ご自身の理想を目一杯に詰め込みたいと考えている方は多く、予算オーバーすることも少なくありません。

そこで意識していただきたいのが優先順位です。
誰しも、この住まいの中でこれだけにはこだわりたいというポイントがあるはずです。
そこにはたくさんのお金をかけましょう。

そして、そこまでこだわる必要のないポイントについては、設備のグレードを下げて予算を抑えましょう。
このようにメリハリのある家づくりをすることで、少ない予算で高い満足の住まいを実現できます。

また、間取りにも注意しましょう。
複雑な間取りにしてしまうと、設備コストや工事の手間費用などがプラスでかかってきます。
間取りをシンプルにするだけで予算をグッと抑えられますから、ぜひ意識してみてくださいね。

□まとめ

予算の立て方を3つのステップに分けて解説しました。
どのような流れで予算を考えれば良いのか、イメージが湧きましたでしょうか。
今回の内容を押さえていただくだけで、理想の家づくりを実現できる可能性がグッと高まりますので、本記事を参考にしていただければ幸いです。

投稿者プロフィール

坂本 祐弥
株式会社坂本組の坂本 祐弥です。
私たち坂本組は、伊勢原地域を中心に、地域への貢献と家づくりを通じて、お客様に末長く愛していただけるような住まいを提供しています。
私たちの強みは地域密着であり、伊勢原市を中心にスタートし、地域の皆様との深いつながりを大切にしています。
また、お客様の立場に立った仕事を心がけ、お客様一人ひとりの心に残る「感動」「満足」を提供し続けることを目指しています。

私たちの事業内容は、注文住宅を中心に、住宅の建築や不動産取引を行っています。
そして、それだけでなく、私たちの技術力は長年に渡り培われてきたものであり、高い品質を保つために、安心・安全のための施策やアフターケアにも力を入れています。
さらに、新時代の施工技術として「システム建築」を取り入れており、これにより生産効率の向上を図りながら、低価格、高品質、短工期の住まいを提供しています。

坂本組は、お客様の期待を大きく上回るサービスを提供し、感動を実感していただくことを目指しています。私たちの仕事の原点は、お客様の立場に立ち、お客様の声に耳を傾け、どうしたらお客様の笑顔を見られるのかを常に考えています。
そのために、お客様が何を求めているのかを感じ取る力や、変化に柔軟に対応できる発想力を持つスタッフが多数在籍しています。

最後に、私、坂本 祐弥としても、お客様との信頼関係を大切にし、一緒に最高の住まいを作り上げることを心から楽しみにしています。どうぞ、株式会社坂本組とともに、新しい住まいづくりの旅を始めてください。

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