お役立ちコラム

平屋とロフトの組み合わせで叶える!広がりと機能性を備えた間取り

住宅空間を最大限に活用したいと考える方にとって、平屋にロフトを設けることは大変魅力的な選択肢です。
ロフトを設置することで、デッドスペースを有効活用しながら、デザイン性と機能性を兼ね備えた快適な住空間を実現できるでしょう。
本記事では、平屋にロフトを設けるメリットと、その活用方法、設計時の重要ポイントについて詳しく解説します。

□平屋にロフトを設置するメリットとは?

*デッドスペースの有効活用

平屋の天井裏は、通常デッドスペースとなりがちですが、ロフトを設置することで、このスペースを有効に活用できます。
天井高に制限はあるものの、勾配天井を採用することで、最高部で4メートル以上の高さを確保することも可能です。
これにより、収納スペースや生活空間として、広々とした空間を確保できるでしょう。
デッドスペースの活用方法は様々ですので、自分に合った活用方法を見つけましょう。

*空間の広がりの創出

ロフトを設けることで、視界が抜け、空間に広がりが生まれます。
平屋特有の単調さを解消し、メリハリのある空間を演出できるのです。

さらに、ロフトに窓を設置すれば、採光と換気も確保できます。
これにより、開放的で快適な住空間を実現できるでしょう。

*固定資産税の節約

建築基準法上、ロフトは建築基準法において「居室部分」の扱いではなく、「小屋裏収納」として扱われるため、延べ床面積には算入されません。
つまり、ロフトを設置しても、固定資産税の算定に影響しないのです。
これにより、収納スペースや生活空間を増やしながら、税金負担を抑えられます。

*多目的な使用が可能

ロフトは、収納スペースだけでなく、寝室、書斎、趣味の部屋、子ども部屋など、様々な用途に活用できます。
例えば、子どもの遊び場として使えば、リビングがおもちゃで散らかることもありません。
家族それぞれの秘密基地として、日常生活に彩りを添えられるでしょう。

□ロフト活用した間取りを考える!機能的な空間として

1:大容量の収納スペース

ロフトは、下階の約半分のスペースを確保できるため、大容量の収納スペースとして活用できます。
季節家電や使用頻度の低い物をロフトに収納することで、居住空間をすっきりと保てます。

また、ホームパーティーなどの際には、一時的に荷物をロフトに移動させることで、部屋を広く使えるでしょう。

2:子ども部屋や趣味の部屋

ロフトは、子ども部屋や趣味の部屋としても最適です。
下階から子どもの様子を見守れて、秘密基地のような雰囲気は子どもの好奇心を刺激します。
大人にとっても、ロフトは趣味に没頭できる特別な空間となるでしょう。
例えば、ホームシアターを設置して、映画やビデオを楽しむのも一案です。

3:書斎やテレワークスペース

低い天井高のロフトは、集中しやすい環境を作り出します。
これを利用して、書斎やテレワークスペースとして活用するのも良いでしょう。
必要な物だけを揃えることで、気が散らず、仕事に集中できる空間を確保できます。
また、Web会議などにも最適な環境を整えられるでしょう。

4:快適な寝室

ロフトをベッドルームとして使うのも人気の選択肢です。
秘密基地のような雰囲気の中で眠りにつけて、非日常的な体験を味わえます。
また、下階のベッドをロフトに移動させることで、居住空間を広く確保できるでしょう。

□「平屋+ロフト」設計時の重要ポイント

1:固定階段の設置

ロフトを頻繁に利用する場合、固定階段の設置が欠かせません。
はしごの上り下りは手間がかかり、飲食物を持ち運ぶのも危険です。
建築費は上がりますが、利便性と安全性を考慮して、固定階段を設けることをおすすめします。

2:高さの調整

ロフトの使用目的に応じて、適切な高さを設定することが重要です。
収納スペースとしてのみ使う場合は、低い高さでも問題ありませんが、書斎として長時間利用するなら、椅子に座れる程度の高さが必要でしょう。
実際の使用イメージを考慮して、最適な高さを決めましょう。

3:収納物の厳選

大容量の収納スペースであるロフトに、つい不要なものを突っ込んでしまいがちです。

しかし、これでは「死蔵品」が増えるだけです。
ロフトに収納するものを厳選し、最適なサイズの棚を設置するなどして、無秩序な収納を避けましょう。

4:適切な換気対策

暖かい空気は上昇する性質があるため、ロフトは熱がこもりやすい環境です。
特に夏場は、部屋からの熱気と屋根からの熱により、利用頻度が下がってしまう可能性があります。
最も高い位置に窓を設置したり、換気扇を取り付けたりして、熱気を効果的に排出する工夫が必要不可欠です。

□まとめ

平屋にロフトを設けることで、デッドスペースを有効活用し、広がりのある快適な住空間を実現できます。
また、固定資産税の節約にもつながり、多目的な使い方ができるのも大きな魅力です。
ロフトを収納スペース、子ども部屋、趣味の部屋、書斎、寝室など、様々な用途に活用することで、住まいに新たな価値を与えられるでしょう。

ただし、設計時には、固定階段の設置、適切な高さの設定、収納物の厳選、換気対策など、いくつかの重要なポイントに留意する必要があります。

これらの点に配慮しながら、自分たちのライフスタイルに合ったロフト空間を創り上げていくことが、快適な住まいづくりの鍵となるでしょう。

投稿者プロフィール

坂本 祐弥
株式会社坂本組の坂本 祐弥です。
私たち坂本組は、伊勢原地域を中心に、地域への貢献と家づくりを通じて、お客様に末長く愛していただけるような住まいを提供しています。
私たちの強みは地域密着であり、伊勢原市を中心にスタートし、地域の皆様との深いつながりを大切にしています。
また、お客様の立場に立った仕事を心がけ、お客様一人ひとりの心に残る「感動」「満足」を提供し続けることを目指しています。

私たちの事業内容は、注文住宅を中心に、住宅の建築や不動産取引を行っています。
そして、それだけでなく、私たちの技術力は長年に渡り培われてきたものであり、高い品質を保つために、安心・安全のための施策やアフターケアにも力を入れています。
さらに、新時代の施工技術として「システム建築」を取り入れており、これにより生産効率の向上を図りながら、低価格、高品質、短工期の住まいを提供しています。

坂本組は、お客様の期待を大きく上回るサービスを提供し、感動を実感していただくことを目指しています。私たちの仕事の原点は、お客様の立場に立ち、お客様の声に耳を傾け、どうしたらお客様の笑顔を見られるのかを常に考えています。
そのために、お客様が何を求めているのかを感じ取る力や、変化に柔軟に対応できる発想力を持つスタッフが多数在籍しています。

最後に、私、坂本 祐弥としても、お客様との信頼関係を大切にし、一緒に最高の住まいを作り上げることを心から楽しみにしています。どうぞ、株式会社坂本組とともに、新しい住まいづくりの旅を始めてください。

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