お役立ちコラム

平屋にウッドデッキを作る!設計と選び方のポイント

平屋での暮らし、憧れますよね。
開放感あふれる空間、家族との温かい時間…そんな理想を叶えるためには、ウッドデッキの設置が大きな鍵を握るかもしれません。
でも、種類も様々で、設計や選び方も悩ましいところ。
本当に自分たちに合ったウッドデッキなのか、不安に感じている方もいるのではないでしょうか。
今回は、平屋とウッドデッキを組み合わせるメリット・デメリットから、具体的な設計や選び方のポイントまで、丁寧に解説していきます。

平屋のウッドデッキメリット

開放感の向上と暮らしやすさ

平屋は、1階部分の面積を最大限に活用できるのが魅力です。
そこにウッドデッキを設けることで、室内と屋外が自然につながり、空間全体に広がりと開放感が生まれます。
ウッドデッキの床の高さを室内と同じ高さにすれば、室内とウッドデッキが一体となった、より広く感じる空間を実現できます。
庭とは異なり、ウッドデッキは高さを自由に調整できるため、段差のないスムーズな動線を確保することも可能です。

特に天井の高い平屋では、ウッドデッキとの組み合わせにより、さらに開放的で快適な空間を演出できます。
リビングに面したウッドデッキは、家族の憩いの場として、また、来客時の寛ぎの空間としても活躍します。

洗濯動線と家事効率

平屋では、洗濯物を干すために庭まで出かける必要があり、それが家事の負担になることも少なくありません。
しかし、ウッドデッキがあれば、リビングから直接洗濯物を干せるため、家事動線が短縮され、作業効率が大幅に向上します。
ウッドデッキに屋根を取り付けることで、急な雨にも対応でき、洗濯物が濡れる心配もありません。
また、雨風からウッドデッキ自体を守り、メンテナンスの手間を軽減する効果も期待できます。

ただし、道路に面した場所にウッドデッキを設置する場合は、プライバシーの確保に配慮が必要です。
目隠しフェンスなどを設置し、外からの視線を遮る工夫をしましょう。

家族の憩いの場づくり

ウッドデッキは、家族が一緒に過ごすための憩いの場として最適です。
広めのウッドデッキであれば、子どもの遊び場、ペットとの時間、バーベキューなど、様々な用途に活用できます。
夏にはプールを設置して水遊びを楽しむことも可能です。
テーブルと椅子を置けば、屋外で食事をしたり、読書をしたりと、セカンドリビングのような空間としても機能します。
特に小さなお子さんを持つご家庭では、リビングからウッドデッキの様子を見守れるため、安心感も得られます。
家族や友人と過ごす楽しい時間を、ウッドデッキで演出しましょう。

平屋のウッドデッキデメリット

メンテナンスの手間と費用

ウッドデッキは、雨風や紫外線にさらされるため、定期的なメンテナンスが必要です。
天然木の場合は、腐食やシロアリ被害を防ぐために、防腐剤や塗料を塗る必要があります。
人工木でも、汚れやカビの発生を防ぐために、定期的な清掃が必要です。
メンテナンスの手間を軽減したい場合は、人工木を選ぶのがおすすめです。
しかし、どちらの素材を選択する場合でも、メンテナンス費用は事前に見積もっておくことが重要です。
また、ウッドデッキ下の雑草対策や、地面との隙間からのゴミの侵入にも注意が必要です。

プライバシーの確保対策

ウッドデッキは、室内と屋外を繋ぐ開放的な空間ですが、同時にプライバシーの懸念も生じます。
特に、道路に面している場所や近隣住宅が近い場合は、外からの視線が気になる場合があります。
プライバシーを守り、安心してウッドデッキを使えるように、目隠しフェンスや植栽、スクリーンなどを活用しましょう。
ウッドデッキの配置や形状も、プライバシー確保に影響するため、設計段階で十分に検討することが大切です。

平屋ウッドデッキの設計と選び方

ウッドデッキの種類と特徴

ウッドデッキには、天然木と人工木の2種類があります。

天然木は、温かみのある自然な風合いが魅力で、木の香りがリラックス効果をもたらします。
しかし、腐食やシロアリ被害のリスクが高く、定期的なメンテナンスが必要です。

一方、人工木は、耐久性が高く、メンテナンスの手間が少ないのが特徴です。
色やデザインのバリエーションも豊富で、好みに合わせて選ぶことができます。
ただし、天然木に比べて初期費用が高くなる傾向があります。

それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、ライフスタイルや予算に合わせて最適な素材を選びましょう。

最適なウッドデッキのサイズ

ウッドデッキのサイズは、使用する目的や家族構成によって適切なサイズを選びましょう。
家族3~4人で使用する場合は、6畳程度、大人数でのバーベキューなどを想定する場合は、8畳以上がおすすめです。
ただし、平屋の敷地や家のデザインとのバランスも考慮する必要があります。
広すぎるウッドデッキは、かえって使いづらくなってしまう可能性もあります。

また、ウッドデッキだけでなく、周囲の庭やアプローチとの調和も重要です。
設計段階で、全体のバランスを考慮しながら、最適なサイズを決定しましょう。

ライフスタイルに合わせた設計

ウッドデッキの設計は、家族のライフスタイルに合わせることが重要です。
例えば、小さなお子さんやペットがいる家庭では、安全性を考慮した設計が必要です。
滑りにくい素材を使用したり、段差をなくしたり、柵を設置するなど、安全対策を講じましょう。
また、バーベキューなどを頻繁に行う予定であれば、コンセントや水道設備の設置も検討しましょう。

さらに、日当たりや風通し、プライバシーなども考慮して、快適に過ごせる空間を設計しましょう。
設計図面を何度も確認し、実際にウッドデッキを使用する場面を想像しながら、最適な設計を考えましょう。

まとめ

平屋にウッドデッキを設置するメリットは、開放感の向上、家事効率の改善、家族の憩いの場づくりなど、多岐に渡ります。
しかし、メンテナンスの手間や費用、プライバシーの確保など、デメリットも考慮する必要があります。
最適なウッドデッキを選ぶためには、素材(天然木・人工木)、サイズ、そしてライフスタイルに合わせた設計が重要です。
この記事で紹介したポイントを参考に、家族みんなが幸せに暮らせる、理想の平屋とウッドデッキを実現してください。
平屋での暮らしが、より豊かで快適なものになることを願っています。

投稿者プロフィール

坂本 祐弥
株式会社坂本組の坂本 祐弥です。
私たち坂本組は、伊勢原地域を中心に、地域への貢献と家づくりを通じて、お客様に末長く愛していただけるような住まいを提供しています。
私たちの強みは地域密着であり、伊勢原市を中心にスタートし、地域の皆様との深いつながりを大切にしています。
また、お客様の立場に立った仕事を心がけ、お客様一人ひとりの心に残る「感動」「満足」を提供し続けることを目指しています。

私たちの事業内容は、注文住宅を中心に、住宅の建築や不動産取引を行っています。
そして、それだけでなく、私たちの技術力は長年に渡り培われてきたものであり、高い品質を保つために、安心・安全のための施策やアフターケアにも力を入れています。
さらに、新時代の施工技術として「システム建築」を取り入れており、これにより生産効率の向上を図りながら、低価格、高品質、短工期の住まいを提供しています。

坂本組は、お客様の期待を大きく上回るサービスを提供し、感動を実感していただくことを目指しています。私たちの仕事の原点は、お客様の立場に立ち、お客様の声に耳を傾け、どうしたらお客様の笑顔を見られるのかを常に考えています。
そのために、お客様が何を求めているのかを感じ取る力や、変化に柔軟に対応できる発想力を持つスタッフが多数在籍しています。

最後に、私、坂本 祐弥としても、お客様との信頼関係を大切にし、一緒に最高の住まいを作り上げることを心から楽しみにしています。どうぞ、株式会社坂本組とともに、新しい住まいづくりの旅を始めてください。

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