坂本組ブログ

暑い夏をいかに涼しく過ごすか                

                                            R6.8.19

 弊社 ㈱坂本組は、8月11日(日)~8月18日(日)の間 夏休みを頂いておりました。
本日より 通常業務に戻ります。
ご迷惑をお掛けしました。また、宜しくお願い致します。

 地球温暖化 ではなく、地球沸騰化。
毎日 異常なほど暑い日が続いていますが、如何お過ごしですか?
建築部 松本です。

 ”日本の夏” は、年々気温の上昇が深刻化
「地球温暖化」は、今や毎日のように メディアに取り上げられている
世界的な問題ですが、日本の気温も例外ではなく、
年々その平均気温は 上昇する一方です。
気象庁のデータによると、6月~8月の平均気温は、ここ100年で、
1.16℃ 上昇しています。
「たった1℃程度」と、思う人も多いかもしれませんが、
この少しの気温上昇は、地球環境に大きな影響を及ぼすだけでなく、
人体にも 変化をもたらします。

 家に何も対策をしなければ、家の室温も連動して上昇し、
室内熱中症の原因になりかねません。
また、室温を下げようとして 一日中エアコンをつけっぱなし
にすれば、 ”省エネ” どころでは なくなります。

 今後もさらなる気温上昇が懸念されているため、
家の中で 省エネを意識しながらも 快適に過ごせるように
するためには、早めの対策を取ることが重要になります。 

 実は 熱中症になる場所で最も多いのは ”家の中”
 熱中症というと 炎天下で長時間過ごしたり、
運動して 水分補給をしなかった場合に発症するイメージが
強いかもしれません。
しかし、最近は 「室内熱中症」になる人が とても増えています。
 特に、まだ体温調節がうまく出来ない 幼い子供や
少しの環境変化でも 体調を崩し易い高齢者は、
気を付ける必要があります。


 ポイント① 日射遮蔽を意識する
 建築における「日射遮蔽」とは、室内に差し込む日射を遮り
室温の上昇を抑えることを 意味します。
適切に日射遮蔽をすることで、冷房エネルギーを15%~45%削減
出来るという研究結果もある程 室温上昇抑制には、とても効果的です。
 a) 窓には ”熱線反射ガラス” などの日射侵入率の低いガラスを
 選びます。
 b) 陽当たりの良い良い窓には、シェード や オーニング など
 日除けとなるものを取り付けます。
 c) 外壁を日射反射率の高い外壁塗装・サイディング にする。

 ポイント② 湿度調整と十分な換気
 梅雨時期に、少しでも気温が上がると 晴れた日よりも
暑く感じることがあります。
湿度が上昇すると、人間はより不快に感じて 体感気温が
上がる為 「涼しい」と感じるためには 湿度管理は欠かせません。
室温をそれほど下げなくても、湿度さえ下げれば 人間は
涼しく感じます。
ですから、24時間換気システム や 除湿機を用いて
室内を常に適切な湿度に保つように心がけたいものです。

 ポイント③ シーリングファンで体感温度を下げる
 一般的に風速 毎秒1mの風が当たった場合、体感温度は、
1℃下がると言われています。(ウエザーニュース 調べ)
つまり、室温が29℃でも 心地よい風があれば 28℃程の
体感になるということです。
 もちろん 扇風機でも構わないのですが、
部屋全体に風を送れて尚且つ スタイリッシュなのが シーリングファン
 室内に空気の対流を生み出し、温度のムラをなくして冷房の冷やし過ぎ
を防ぎます。
ちなみに 寒い冬場には、天井付近に溜まる暖気を 攪拌させて
足元の冷気を和らげる効果もあります。
「夏に涼しい家」を実現させるということは、
裏を返せば 「冬に暖かい家」になるということです。

 直ぐに実現できる 対策例として 2つ紹介します。
 

A グリーンカーテン
 グリーンカーテン(緑のカーテン)をご存知ですか?
グリーンカーテンとは、窓や壁面に設置したネットにツル植物を
這わせるもので、植物がネットを覆う様が、まるでカーテンの
ように見えることから、グリーンカーテン(緑のカーテン)と
呼ばれています。
 密集している葉が直射日光を遮り 室内温度の上昇を抑えたり
たくさんの葉から水分が蒸散し、周囲の温度をひやすことで
涼しい風が吹き込むなど、遮光効果や冷却効果があると言われています。
良く知られる植物は、アサガオ、ヘチマ、ゴーヤ などです。

B 打ち水
 地球温暖化やヒートアイランド現象が問題になっている昨今
地球に優しい暑さ対策として 「打ち水」 が改めて注目されています。
打ち水を行うことにより、水が蒸発する際の 気化熱の働きで
周囲の温度を下げることが出来ます。
 また、水が地表に撒かれると 地面の温度が上がりにくくなり
濡れた地面を通る風も冷やされて 涼しくなります。
水が蒸発する際 打ち水した場所の気圧が下がり 空気が流れる
ことで、風が生まれる効果も期待できます。
 ヒートアイランド現象の原因の一つは、道路などのアスファルト
やコンクリートの中に熱が溜まり 気温が下がりにくくなることです。

 これからは ”オヤジの呟き” です。
最近思うこと 勝手に呟きます。

 8月6日(広島)8月9日(長崎)原爆投下の日
1945年(昭和20年) 今から79年前に原爆は、投下されました。
被爆者の平均年齢は 85歳となり(当時6歳で被爆)原爆の恐ろしさを
伝える人が、年々減ってきています。
この事実は風化させてはならないことで、二度とこのようなことが
起こらないように 大人たちは、若い人たちに伝え、未来永劫
語り継がれていかなければならない と、思います。


 なぜ 広島へ投下されたのか?
 原爆投下の目標都市は、軍人と科学者で構成する目標検討委員会で、
都市の規模や爆風で効果的に損害を与えることが出来る などの条件で
京都・広島・横浜・小倉 の4つの目標が選ばれました。
その後目標都市は、何度か変更され 7月末に
広島・新潟・長崎 となり、8月2日 優先順位は、広島・小倉・長崎
の順となりました。
小倉には、捕虜収容所があり、広島にはなかったことから、広島が
第一目標になりました。

 日本に原爆が落とされた理由
 戦争を早く終わらせて、日米両国の兵士の命を救うため。

 太平洋戦争 開戦時は、歴史の教科書でも習ったように
日本・ドイツ・イタリア(三国同盟)と、アメリカ・イギリス・中国
ソ連(連合国) との戦争でしたが、
開戦後直ぐに イタリア は手のひらを返し、
ドイツも1945年(昭和20年)4月ヒットラーが自殺し、
5月には、無条件降伏しました。
三国同盟は、実際消滅してしまい、日本だけが残されました。
 太平洋戦争 末期 日本の戦況は、
1944年(昭和19年)7月 マリアナ諸島 陥落
1945年(昭和20年)2月 硫黄島 陥落
          3月  東京大空襲
          6月末 沖縄が米軍の手に落ちた
          7月 連合国は、日本に無条件降伏を勧告
           ”ポツダム宣言” 発表
が、日本はそれを黙殺。
 もはや、日本の本土決戦は、秒読み段階になりました。
それにより、2回原子爆弾が投下されました。

 米軍には、大きな懸念がありました。
たとえ、本土決戦で日本軍を打ち破ったとしても、甚大な被害は
免れないと、いうこと。
 実際に太平洋の戦場では、日本軍の狂信的な抵抗で多くの米軍兵士
が死傷しており、特攻隊をはじめとする自爆攻撃でたくさんの
艦艇が失われていました。
 ちなみに、両国における戦死者は50万人に上ると、推算されており、
戦傷者がさらに、膨れ上がるとなれば、たとえ 勝ったとしても
国民世論の批判は、免れないでしょう。
 「それなら、原爆を複数個投下して、威力を見せつけ
日本が降伏するように、導いた方が得策だ。
また、本土決戦により、1,000万人単位で日本人が犠牲になることを
思えば、原爆による被害者の数は、数字の誤差でしかありません。」
・・・という考え方も米軍上層部には、あったようです。

 アメリカン大学教授で、著名な歴史家でもある ピーター・カズニック氏
が興味深い記事を出しているのを 見つけました。
 実は、ルーズベルト大統領は、1945年(昭和20年)4月に
亡くなっており、8月の原爆投下の最終命令は、副大統領だった
トルーマンが出していました。

 ルーズベルト と トルーマン では、性格がまるで反対で
もし、ルーズベルトが生き続けていたなら、広島・長崎の悲劇
は、避けられていたかもしれません。

 北東部出身でインテリだった ルーズベルトに対し
トルーマンは、辺境のミズーリ州の田舎育ちで
教養レベルが低かった。
また、保守的で人種主義的な傾向の強い人物だったようです。
 つまり、ルーズベルト大統領が亡くなりさえしなければ、
原爆使用のあり方、そのものが、変わっていた可能性が高いです。
恐らく ルーズベルトは、まず 警告を発し
そして 威嚇使用した上での、原爆投下を考えていたはず。
その場合 対象は 軍事施設に限られ、民間に対して使用
されることは、なかったに違いありません。

 時を同じくして、ソ連軍は、 ”日ソ中立条約” の規定を
無視して、日本軍に宣戦布告を行い、満州に侵攻しました。
ソ連の裏切り行為が、決定的となり
1945年(昭和20年)8月14日 ポツダム宣言受諾
         8月15日 戦争は終結 しました。
 
戦争は二度と起こしては、いけない! と、思います。
ところが、日本を守る 自衛隊員になる若者がまだまだ 少ないです。
本当に アメリカが日本を守ってくれるから 大丈夫なのか?
周りの国々は、国が小さくても 100万人規模の軍隊がいます。
自衛隊は(陸・海・空あわせても)たった20万人足らずです。

 さて、
パリオリンピック 7月26日~8月11日 熱戦が繰り広げられました。
約2週間 色々な競技で感動ドラマが生まれました。

競技が始まる前から 「金メダル候補」と日本中の注目を浴び
マスコミも大勢で 追っかけまわす。
選手たちは、競技する前から 地元の人たちやマスコミから
大きな期待を寄せられ、「いつも以上に 良い結果を残そう」と、
頑張り過ぎます。
しかし、万が一 期待に応えられない 結果となった時は、
もう、見てられません。
 結局 いつもみたいに 競技を楽しむことが出来ないくらい 緊張するのでしょう。

 先日も、バレーボール男子 のことテレビでやっていました。
ギリギリのところで、勝ち進みました。
「たくさんの勇気もらいました。ありがとう!」の声多かったです。
ちょっと 安心しました。メダル取れなくても。
1点 1点 積み上げる姿 試合中1点取る度の ”雄叫び”
皆が一生懸命やっている姿が つぶさに見えます。
 日本全体が、ほぼ全国民がテレビに釘付け。1点がどちらに加算されるかで
皆が大きな歓声あげたり、「わぁー」と失意を見せたり、一進一退。
 スポーツの力って、凄い!
言葉が通じ合えなくても 感動は共有出来ます。






投稿者プロフィール

坂本組 広報担当
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株式会社坂本組の広報担当です。
私たちの強みは地域密着であり、伊勢原市を中心に地域の皆様とのつながりを大切にしています。
お仕事に関することから、地元のニュースや食べ物など日常のことまで、幅広く発信をしています。
みなさまに親しみを持っていただけるよう更新を続けておりますので、ぜひ他のブログもご一読いただけますと幸いです。

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