注文住宅で人気な間取りとは？間取りを決める際のポイントもご紹介します！

「住み良い家をつくりたい」
「多くの方が採用している間取りが知りたい」
このような考えをお持ちの方は多いでしょう。
家づくりはやり直しができませんから、慎重に決めていきたいですよね。

そこで本記事では人気な間取りを一挙にご紹介します。
間取りを決める際に考えていただきたいことも併せて解説しますので、ぜひご覧ください。

□人気な間取りをご紹介！

ここでは、どの間取りが多くの方から支持を集めているのかを解説します。

1.対面型キッチン

対面型キッチンとは、キッチンに立った際、壁ではなく部屋の空間を見渡せるように設計しているキッチンです。
料理をしながら、お子様の様子を見守ったり、コミュニケーションを取れたりする点が魅力的です。
特に人気なのは、キッチンの対面をバーカウンター風にしたおしゃれな空間です。

2.畳の和室コーナー

リビングからつながる和室コーナーは高い人気を誇っています。
仕切りを設けて一部屋を作るのではなく、リビングと直接つながった和室コーナーとすることで、開放的な印象を強くできるでしょう。
扉やシェードを用意しておき、必要に応じて区切れるようにしておくとさらに使い勝手が良くなりますよ。

3.ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットは定番の間取りとも言えます。
しかし、使い勝手を良くするためには、どの部屋にどのくらいの収納が必要なのかをあらかじめ把握しておくことが大切です。
なんとなく作っても、意外にも使いにくくなってしまいますので、こだわって設計してくださいね。

4.パントリー

キッチンのすぐ隣に設置されることが多いパントリー。
調理器具や食品のストックを収納して、キッチンをスッキリさせられます。
また、食器から調理器具まで、機能的に収納して、扉を設けてスッキリとしたキッチンを演出する方法もありますよ。

5.階段下収納

階段の設置場所・デザインによっても変わってきますが、階段下は何にも使われないデッドスペースになりがちです。
それゆえ収納として利用できる可能性があります。
扉のついた収納でも良いですし、扉をつけず見せる収納としても良いでしょう。

6.床下の収納

キッチンや洗面所に床下収納を作ると、ストック品を収納しておけるため便利です。
また、先ほどご紹介した和室の床下などにも収納を作れる場合もあります。
床下は貴重なスペースですから、住まいの広さを確保できないという方は、このようなスペースの有効活用を意識してみてくださいね。

7.間仕切りしやすい部屋

これから注文住宅を作っていく方に意識していただきたいのが、将来の生活スタイルです。
お子様の成人や一人暮らしなどによって、将来的に家族の生活スタイルが変わることは大いに考えられます。
今だけでなく、将来の生活スタイルも考慮に入れて間取りを決めていく必要があるのです。

そこでおすすめなのが間仕切りです。
これはあらかじめドアや窓を複数作っておき、後からリフォーム工事をすることで簡単に部屋を仕切れるようにする方法です。

「子供が大きくなったらそれぞれ個別の部屋にしてあげたい」
「子供が何人になるかわからない」
このように考えている方にもおすすめですよ。

8.廊下の収納

廊下は毎日必ず通る場所なので、日常的に使用するアイテムを廊下の収納に保管しておけば、非常にアクセスしやすく、暮らしの快適性が高まるでしょう。
廊下にニッチと呼ばれるみせる収納を設置して、花や雑貨を置くのも良いですね。

□注文住宅の間取りの大枠を決める際のポイントとは？

注文住宅の間取りを決める上でまず意識していただきたいのは以下の3つです。

・玄関をどこに設置するか
・階段をどこに設置するか
・リビングを経由した階段がある間取りが良いか

＊玄関をどこに設置するか

玄関位置は、廊下の長さや日当たりの良い部屋の配置に大きく影響します。
日当たりを重視して道路の南側の土地を購入しても、部屋を適切に配置できないとせっかくの立地の良さが無駄になってしまいます。
また、縦長や横長の住まいに設計すると、廊下距離は長くなるでしょう。

＊階段をどこに設置するか・リビングを経由した階段がある間取りが良いか

リビングの位置によってリビング階段の場所は変わり、それによって2階の配置も変化します。
1階と比較して軽視されがちな2階ですが、階段の配置を工夫すれば納戸などのプラスアルファのスペースを確保することも可能です。

簡易ソフトなどもリリースされており、一般の方でも気軽に間取りを設計できるようになってきていますので、立体的にプランニングしてご自身の理想の住まいを作り上げてみてください。

□まとめ

今回は人気な間取りをご紹介しました。
ご自身の理想の間取りは見つかりましたか。
確かに多くの方から支持を集めている間取りかもしれませんが、それが必ずしもあなたの暮らしにマッチするとは限りません。
まずは自身の生活スタイルを考えて、それから間取りを決めていってくださいね。