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平屋パントリーの間取りとは?収納力抜群!回遊動線を実現する間取り設計を解説

平屋で、収納力と家事の効率性を両立させたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
広々とした空間とシンプルな構造が魅力的な平屋ですが、限られたスペースの中に、家族みんなが快適に過ごせる機能的な空間を確保することは、決して簡単なことではありません。
特に、収納スペースの不足や家事動線の悪さなど、平屋ならではの課題に直面する方もいるでしょう。
そこで今回は、平屋にパントリーとランドリールームを取り入れることで、収納力と家事効率を大幅に向上させる間取り設計について解説していきます。
収納スペースの確保、家事動線の効率化、そして生活空間の快適性向上など、平屋ならではの課題を解決するヒントが満載です。
理想の平屋間取りを実現するための第一歩として、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

□平屋にパントリーとランドリールームを取り入れるメリット

平屋にパントリーとランドリールームを設けることは、収納スペースの確保や家事動線の効率化など、多くのメリットをもたらします。

1:収納スペースの確保

平屋は、2階建てに比べて収納スペースを確保するのが難しいとされています。
しかし、パントリーとランドリールームを設けることで、キッチンや洗面所周りの収納不足を解消できます。
・パントリーは、食品や食器、調味料などをまとめて収納するのに最適です。
キッチンカウンター下や吊り戸棚だけでは収納しきれないものを、パントリーに収納することで、キッチンをスッキリと整理整頓できます。
・ランドリールームは、洗剤や柔軟剤、掃除用品などのストック、アイロンやハンガーなどの洗濯関連用品を収納するのに便利です。
洗濯機周りがスッキリすることで、家事スペースも広がります。

2:家事動線の効率化

パントリーとランドリールームを適切な場所に配置することで、家事動線を効率化し、家事の負担を軽減できます。
・キッチンからパントリーへのアクセスがスムーズであれば、食材や調味料をスムーズに出し入れすることができ、料理の効率が向上します。
・ランドリールームに洗濯機、物干しスペース、アイロン台などを集約することで、洗濯から収納までの一連の家事作業をスムーズに行うことができ、家事時間の短縮に繋がります。

3:生活空間の快適性向上

パントリーとランドリールームを設けることで、生活空間全体が快適になります。
・パントリーは、キッチンから独立した収納スペースとして機能するため、キッチンがスッキリと片付き、より快適な空間になります。
また、パントリーに冷蔵庫やワインセラーを置くこともできるので、より充実した空間を演出できます。
・ランドリールームは、洗濯作業に集中できる空間として機能します。
家族の洗濯物をまとめて管理できるだけでなく、湿気や埃を防ぐこともできるので、快適な生活空間を実現できます。

□平屋のパントリーとランドリールームの設計ポイント

平屋にパントリーとランドリールームを設ける際には、いくつかの設計ポイントを考慮する必要があります。

1:タイプ別の特徴

パントリーとランドリールームには、それぞれいくつかのタイプがあります。
それぞれのタイプの特徴を理解し、自分のライフスタイルに合ったタイプを選びましょう。
・パントリーのタイプ

1:完全個室型

-収納スペースを完全に独立させることができます。
-広々とした空間を確保でき、たくさんのものを収納できます。
-独立した部屋として利用できるため、多目的に活用できます。
-ある程度の広さが必要です。

2:半個室型

-キッチンの一部を仕切って、半個室空間を作るタイプです。
-完全個室型に比べてスペースを節約できます。
-キッチンとパントリーの空間を一体的に利用できます。
-収納スペースは完全個室型に比べて少なめです。

3:オープン型

-キッチンカウンターの背面や壁面にオープンな収納スペースを設けるタイプです。
-収納量を抑えたい場合や、空間を広く見せたい場合に適しています。
-中が見えやすいので、整理整頓が重要になります。
・ランドリールームのタイプ

1:独立型

-洗濯機、乾燥機、物干しスペース、アイロン台などを、独立した部屋に集約します。
-広々とした空間で洗濯作業に集中できます。
-収納スペースを確保しやすいです。
-別途部屋が必要になります。

2:兼脱衣所型

-ランドリールームと脱衣所を兼用するタイプです。
-スペースを有効活用できます。
-将来的にランドリールームを使用しなくなった場合でも、脱衣所として利用できます。
-脱衣所と洗濯スペースを兼用するため、狭く感じる可能性があります。

2:適切な広さ

パントリーとランドリールームの広さは、収納する物量や家族構成によって異なります。
・パントリーの広さ
-最低でも1畳は必要です。
-家族の人数が多い場合は、2畳~3畳ほどの広さを確保すると、余裕を持って収納できます。
・ランドリールームの広さ
-2畳~3畳ほどの広さを確保すると、洗濯機、乾燥機、物干しスペースなどを配置できます。
-洗濯物を畳むスペースも確保したい場合は、さらに広めに設計する必要があります。

3:最適な位置

パントリーとランドリールームは、キッチンや洗面所など、家事動線を考慮して配置する必要があります。
・パントリーの位置
-キッチン横:キッチンからのアクセスが良く、料理中の食材や調味料の出し入れがスムーズに行えます。
-キッチン背面:キッチンカウンターの背面に設けることで、カウンタースペースを有効活用できます。
・ランドリールームの位置
-洗面所隣:洗面所とランドリールームを隣接させることで、脱衣スペースと洗濯スペースをスムーズに移動できます。
-キッチン隣:キッチンからランドリールームへのアクセスが良く、家事動線を効率化できます。

□平屋のパントリーとランドリールームのある間取り例

具体的な間取り例を見ることで、パントリーとランドリールームを設けた平屋のイメージをより具体的に掴むことができます。

1:キッチン、パントリー、ランドリールームの回遊動線

キッチン、パントリー、ランドリールームを一直線上に配置することで、スムーズな家事動線を確保できます。
食材の買い出しから調理、収納、洗濯まで、無駄な移動を減らし、家事の負担を軽減できます。

2:ファミリークローゼットとの組み合わせ

パントリーとランドリールームを設けるだけでなく、ファミリークローゼットを設けることで、さらに収納力を強化できます。
季節の衣類や、普段使わないものを収納することで、各部屋の収納スペースを有効活用できます。

3:リビングと一体となったパントリー

リビングと一体となったオープンなパントリーは、空間の広がりを感じさせ、開放的な雰囲気を演出できます。
ただし、収納する物の整理整頓が重要になります。

□まとめ

平屋にパントリーとランドリールームを取り入れることで、収納力と家事効率を大幅に向上させることができます。
・パントリーは、キッチン周りの収納不足解消に役立ち、家事の効率化に貢献します。
・ランドリールームは、洗濯作業を快適に行うためのスペースとして、家事の負担軽減に役立ちます。
パントリーとランドリールームを設ける際には、タイプ別の特徴、適切な広さ、最適な位置などを考慮し、自分たちのライフスタイルに合った間取りを設計することが重要です。
間取り設計の専門家に相談することで、より快適な平屋を実現できるでしょう。

投稿者プロフィール

坂本 祐弥
株式会社坂本組の坂本 祐弥です。
私たち坂本組は、伊勢原地域を中心に、地域への貢献と家づくりを通じて、お客様に末長く愛していただけるような住まいを提供しています。
私たちの強みは地域密着であり、伊勢原市を中心にスタートし、地域の皆様との深いつながりを大切にしています。
また、お客様の立場に立った仕事を心がけ、お客様一人ひとりの心に残る「感動」「満足」を提供し続けることを目指しています。

私たちの事業内容は、注文住宅を中心に、住宅の建築や不動産取引を行っています。
そして、それだけでなく、私たちの技術力は長年に渡り培われてきたものであり、高い品質を保つために、安心・安全のための施策やアフターケアにも力を入れています。
さらに、新時代の施工技術として「システム建築」を取り入れており、これにより生産効率の向上を図りながら、低価格、高品質、短工期の住まいを提供しています。

坂本組は、お客様の期待を大きく上回るサービスを提供し、感動を実感していただくことを目指しています。私たちの仕事の原点は、お客様の立場に立ち、お客様の声に耳を傾け、どうしたらお客様の笑顔を見られるのかを常に考えています。
そのために、お客様が何を求めているのかを感じ取る力や、変化に柔軟に対応できる発想力を持つスタッフが多数在籍しています。

最後に、私、坂本 祐弥としても、お客様との信頼関係を大切にし、一緒に最高の住まいを作り上げることを心から楽しみにしています。どうぞ、株式会社坂本組とともに、新しい住まいづくりの旅を始めてください。

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