お役立ちコラム

注文住宅の打ち合わせと違う!完成後に気づいたときの対処法

注文住宅を建てた後、打ち合わせと違う部分に気づき、不安や不満を感じている方は少なくないでしょう。
せっかくのマイホームなのに、理想と現実のギャップに落胆してしまう気持ちはよく分かります。

しかし、諦めるのはまだ早いです。
この記事では、注文住宅の完成後に打ち合わせと違う部分に気づいた場合の適切な対処法について解説していきます。
現場確認前のサイン前とサイン後のケースに分けて、具体的な対応策や注意点などを説明します。
後悔のないマイホームを実現するために、ぜひ最後まで読んでみてください。

□注文住宅の打ち合わせと違う!

注文住宅の完成後に、打ち合わせと違う部分に気づいた場合、どのように対応すれば良いのでしょうか。
これは、多くの注文住宅オーナーが直面する課題であり、解決策を知りたいと切実に思っているはずです。
結論から言うと、対応は現場確認前のサイン前とサイン後では大きく異なります。
以下にそれぞれの場合について解説していきます。

1:現場確認前のサイン前

現場確認前のサイン前であれば、まだ契約が確定しておらず、修正を求められます。

2:現場確認後のサイン後

現場確認後のサイン後では、契約が確定しているため、修正を求めることが難しくなります。

次の項目ではそれぞれのケースで、具体的な対処法や注意点について解説していきます。

□現場確認前のサイン前

現場確認前のサイン前であれば、まだ契約が確定しておらず、設計図や仕様書に記載されている内容と違うことを指摘することで、修正を求められる可能性があります。
大きく5つの行動について以下に取り上げていきます。

1:設計図や仕様書に基づいた修正

現場確認の段階で、設計図や仕様書と異なる部分があれば、その場で指摘することが重要です。
例えば、建材の色や材質、間取りの変更、設備の仕様などが打ち合わせと違う場合、きちんと証拠となる資料を基に、会社に修正を要求しましょう。

2:契約内容に基づいた責任の追及

設計図や仕様書に記載されている内容と異なる場合、契約違反として会社の責任を追及することも可能です。
契約書に、具体的な修正方法や費用負担に関する項目が記載されているかを確認し、それに基づいて対応を求めましょう。

3:証拠となる資料の確保

契約内容や設計図、仕様書に加え、打ち合わせの記録や写真、メールなどの証拠となる資料をしっかりと保管しておくことが重要です。

後々のトラブルを避けるためにも、証拠となる資料はしっかりと揃えておくようにしましょう。

4:専門家への相談

契約内容や法律に関する知識がない場合は、弁護士や建築士などの専門家に相談することも有効です。
専門家のアドバイスを得ることで、より適切な対応を検討できます。

5:早期解決を目指した交渉

サイン前であれば、まだ時間的な余裕があります。
会社と冷静に話し合い、早期解決を目指した交渉を進めることが重要です。

□サイン後の対応

現場確認でサインをしてしまった後でも、設計図や仕様書に記載されている内容と違う部分があれば、施工段階のミスとして修正を要求できるケースがあります。
以下の5つを参考にしてください。

1:施工段階のミス

サイン後でも、設計図や仕様書に記載されている内容と異なる場合は、施工段階のミスとみなされる可能性があります。
例えば、建材の品質不良や施工方法の誤り、図面と異なる配置など、施工ミスが原因で打ち合わせと違う結果になった場合は、会社に修正を要求できます。

2:引き渡し後の対応

引き渡し後でも、基礎や配管などの変更が必要な場合は、会社に対応を求められます。

しかし、サイン後では、契約が確定しているため、修正を求めることは難しくなります。

3:証拠となる資料の重要性

サイン後でも、設計図や仕様書、打ち合わせ記録、写真などの証拠となる資料があれば、交渉を有利に進められます。

4:会社との交渉

サイン後での修正は、会社との交渉が重要になります。
冷静に状況を説明し、納得のいく解決策を求めましょう。

5:弁護士などの専門家への相談

会社との交渉が難航する場合は、弁護士や建築士などの専門家に相談することも有効です。

□まとめ

注文住宅の完成後に打ち合わせと違う部分に気づいた場合、現場確認前のサイン前とサイン後では対応が大きく異なります。

現場確認前のサイン前であれば、設計図や仕様書に基づいた修正や契約違反の責任追及などが可能です。

一方、サイン後は、契約が確定しているため、修正を求めることは難しくなります。
しかし、施工段階のミスや基礎や配管などの変更が必要な場合は、会社に対応を求められるケースがあります。
いずれの場合も、証拠となる資料をしっかりと保管し、冷静に状況を判断することが重要です。
必要であれば、専門家に相談することも検討しましょう。
注文住宅は、人生で大きな買い物です。
後悔のないマイホームを実現するためにも、この記事を参考にして、適切な対応を取ってください。

投稿者プロフィール

坂本 祐弥
株式会社坂本組の坂本 祐弥です。
私たち坂本組は、伊勢原地域を中心に、地域への貢献と家づくりを通じて、お客様に末長く愛していただけるような住まいを提供しています。
私たちの強みは地域密着であり、伊勢原市を中心にスタートし、地域の皆様との深いつながりを大切にしています。
また、お客様の立場に立った仕事を心がけ、お客様一人ひとりの心に残る「感動」「満足」を提供し続けることを目指しています。

私たちの事業内容は、注文住宅を中心に、住宅の建築や不動産取引を行っています。
そして、それだけでなく、私たちの技術力は長年に渡り培われてきたものであり、高い品質を保つために、安心・安全のための施策やアフターケアにも力を入れています。
さらに、新時代の施工技術として「システム建築」を取り入れており、これにより生産効率の向上を図りながら、低価格、高品質、短工期の住まいを提供しています。

坂本組は、お客様の期待を大きく上回るサービスを提供し、感動を実感していただくことを目指しています。私たちの仕事の原点は、お客様の立場に立ち、お客様の声に耳を傾け、どうしたらお客様の笑顔を見られるのかを常に考えています。
そのために、お客様が何を求めているのかを感じ取る力や、変化に柔軟に対応できる発想力を持つスタッフが多数在籍しています。

最後に、私、坂本 祐弥としても、お客様との信頼関係を大切にし、一緒に最高の住まいを作り上げることを心から楽しみにしています。どうぞ、株式会社坂本組とともに、新しい住まいづくりの旅を始めてください。

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